家族で寝る場合、「お布団」と「ベッド」のどちらがおすすめなんでしょうか?
結論から先に書くと、『シングルベッド2つ』がおすすめです!
シングルベット2つを並べて使うことで得られたメリットは、次の7点です。
- 寝心地が良い
- 寝起きが楽チン
- 添い寝ができ、お世話しやすい
- 子どもの成長に合わせ、寝具の買い替えが不要
- お布団を上げ下げする手間がない
- ホコリやハウスダストを吸い込みにくい
- 収納場所が増えた
- 布団に比べて冬の寒さを感じにくい
「ダブルベッド+ベビーベッド」→「お布団」→「シングルベッド2つ」と寝具を変更してきた経験を通し、それぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
また、おすすめの「マットレス」やベッドの「ズレ対策」なども参考にしてくださいね。
寝具ごとのメリット・デメリット
ダブルベッド+ベビーベット
メリット | デメリット | |
親 | ・寝心地が良い ・寝起きしやすい ・身体への負担が少なく、お世話が楽 ・ベビーベッド下が収納スペースになる | ・場所をとる ・ベビーベッドの使用期間が短い ・お世話をする度に柵の上げ下げが手間 ・ベビーベッドの購入・処分費用 |
子 | ・転落や窒息のリスクが低い ・ホコリやハウスダストを吸い込みにくい ・布団に比べ、冬の底冷え感が少ない ・兄弟やペットがいても安心 |
出産に向け、張り切って買ったベビーベッド。
夜泣きの度、起き上がって柵を外してといった繰り返しの動作が予想以上に煩わしい…。
添い寝ができる布団生活へ移行し、生後2カ月も経たずに荷物置きになってしまいました。
スポンサーリンクお布団
メリット | デメリット | |
親 | ・添い寝ができ、お世話しやすい ・赤ちゃんの異変に気付きやすい ・丸ごと洗えるものもあり、お手入れが簡単 ・部屋が広く使える | ・屈んでのお世話は、身体に負担 ・布団の上げ下げに手間がかかる ・湿気やカビ対策が必要 |
子 | ・転落のリスクがない ・親が傍にいる安心感が得られる | ・窒息のリスク ・ホコリやハウスダストを吸い込みやすい ・兄弟やペットによる怪我のリスクが増加 |
ベビーベッドを使っていた時期に比べ、格段に赤ちゃんのお世話が楽になりました。
床上での生活は、寝ぼけ眼でお世話をする際も転落の心配がない点が安心です。
夜泣きにもすぐ対応でき、汚れた際に洗濯ができるのも大きなメリット。
しかし、お布団を毎日上げ下げする手間が負担に…。
また、床上でのお世話は腰への負担が大きく、腰痛持ちの方は要注意です。
シングルベッド2つ
メリット | デメリット | |
親 | ・寝心地が良い ・寝起きしやすい ・添い寝ができ、お世話しやすい ・赤ちゃんの異変に気付きやすい ・布団の上げ下げが不要 ・子どもの成長に合わせ、ベッドを離して使える ・ベッド下に収納スペースができる | ・場所をとる |
子 | ・親が傍にいる安心感が得られる ・ホコリやハウスダストを吸い込みにくい ・布団に比べ、冬の底冷え感が少ない | ・転落や窒息のリスク |
子どもにアレルギーがあることがわかり、ホコリやハウスダストを吸い込みにくいベッド生活へ移行することにしました。
ベッドのサイズに迷って調べたところ、シングル2つを並べた方がキングサイズよりも大きいという結果に!!
シングル | セミダブル | ダブル | クイーン | キング | |
横幅(cm) | 98 | 120 | 140 | 160 | 180 |
「シングルサイズにすれば、添い寝を卒業した後も子ども部屋で活用できる」
「買い替える必要がないから、お金をかけても勿体なくない」
というわけで、シングルベッドを2つ購入することにしました。
長く使えるためマットレスの品質にこだわり、寝心地は抜群。
睡眠の質が上がって、腰への負担も軽減しました。
2人目を出産後は、大人2人+子ども1人から大人1人+子ども2人での就寝スタイルとなり、夫は主寝室へ。
時折、折り畳みベッドを出して一緒に寝ています。
スポンサーリンクシングルベッドを並べて使うことにしたものの、気になった4つのこと
継ぎ目の部分、寝心地が悪いのでは?
フランスベッドのプロ・ウォールマットレスが解決してくれました!
マットレスの端を強化するフランスベッドだけの特殊加工で、端に体重がかかっても沈み込まないところが特徴。
- 端がしずみこまないので、落ちる心配なくスペース広々
- 1台のマットレスのような寝心地
- ベッドからの立ち上がりが楽
既にマットレスをお持ちの方やお気に入りのメーカーがある方は、段差を解消する隙間パッドの使用がおすすめです。
マットレスがずれるのでは?
シングル2台分サイズのシーツを使えば、ズレ防止に!
シーツを探す際は、「シングル+シングル」「シングル2台」「ファミリーサイズ」「ワイドキング」などのワードで検索してみてくださいね。
しっかりと固定したいという方は、マットレスの側面を覆うマットレスバンドもおすすめですよ。
おねしょなどでマットレスが汚れたら?
おねしょ等で汚れてしまったら、丸洗いのできないマットレスは悲惨なことに…。
側面まで防水加工がされている防水シートを使いましょう!
おねしょや鼻血などの汚れからマットレスの繋ぎ目と側面も守れます。
マットレス上面のみの防水加工製品も多数あるので、注意してくださいね。
転落防止はどうするか?
息子が乳児期の間は、片面を壁側に寄せて転落を予防しました。
ベッドガード(転落防止柵)も検討しましたが、対象年齢が18カ月以降で死亡事故に繋がった事例を知ってこの形に。
娘側の床には、厚手のジョイントマットを配置しました。
ベッドを設置してすぐは何度かジョイントマットの上に落ちていましたが、もう何年も落ちる様子はありません。
(打撲等の怪我をしたことはありません。)
しばらくはベッドから落ちてしまうだろうと思っていた寝相の悪かった娘も、あっという間に適応していました。
現在は、息子も大きくなり、壁から離して両側を空けています。
移動がしやすくなり、さらに便利に!
子どもたちの個室を用意する際、改めて寝具の購入をする必要がなくなりました。
まとめ
ベッドか布団か、サイズはどうするかなど、買い替えの算段も含めて寝具選びには迷ってしまいますね。
家族で並んで寝たり、姉妹で寝たり、一人で寝たり…。
その度に寝具の買い替えをしていたら、処分代も含めて大きな出費になってしまいます。
シングルベッド2台を購入するのに費用はかかりますが、期間限定の添い寝時期だけでなく長く使うことができる点が大きなメリット。
身体と心(脳)もしっかり休息できる良質な睡眠は、生活に欠かせないものです。
快適に、添い寝時期を楽しみませんか?
添い寝時期の寝具選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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